建設泥土リサイクルシステム
~セメント混連・造粒固化中間処理~
粒状改良品の製造(泥土のリサイクル処理方法)
手法:セメント・石灰系安定処理(化学反応処理)を高度化した処理方法。
土に無機系吸水剤とセメント系固化材を混合させ、化学反応によって粒状の改良品に生まれ変わらせるものです。
- 泥土をドラム内で攪拌・分解
- ゲル化を促進する吸水剤を添加 そこに固化材を添加
- イオン濃度を上昇させ吸水剤との効果によって鎖状に連結させる
- 余剰固化材と取り込んだ水分との化学反応により長期強度と安定性を保つ改良品に再生させる
- リサイクル処理装置。この装置は大きく分けて9つの箇所で構成されている
- 制御盤
- 泥土ホッパ
- 泥土供給フィーダ
吸水剤ポンプ
- 固化材ホッパ
- 固化材安定供給装置
- 攪拌混合造粒装置
- 上の造粒装置の中には、同心上からずらした状態でアジテータが備わっており、ドラムと逆方向に高速回転することによって、均一化した粒状改良品を作り出すしくみになっている
- 改良品の排出口
これらのシステムで、2分以内という短時間での粒状化が可能